自由箱

市子の自由箱のレビュー・感想・評価

市子(2023年製作の映画)
3.0
【ファンタジックサイコスリラー】

1987年生まれの市子(月子)を取り巻く大阪の時代背景にまず違和感。
小学生女児の一人称がデフォルトで〝うち〟なのって、遡ること20年前ぐらいのイメージ。
1960年代生まれであろう『じゃりン子チエ』の世界観。1970年代生まれ大阪育ちの私でさえ、一人称〝うち〟とか使う子は1割程度だった。
身体測定も男女一緒だったけど、あの描写も古くない?
まさか中学高校はブルマ世代か?20歳でブルマはきついです。

見せないシーンは想像で・・・とは言え、殺めたご遺体の処理に関しての細かな描写がことごとくスルーされているのもモヤモヤする。刑事も単独行動多いわりに仕事出来なさそう。

良い点は、役者さん達の演技が素晴らしかった事。引き込まれました。
自由箱

自由箱