ねぎおSTOPWAR

ミラーズ・クロッシングのねぎおSTOPWARのレビュー・感想・評価

ミラーズ・クロッシング(1990年製作の映画)
4.4
コーエン兄弟。
これはカメラ、ロジャー・ディーキンスじゃありません。でもいい撮影!

実は次から次へと先が読める‼️・・タイトルを忘れていただけで、これ前に観ていました。笑
ちゃんと覚えておきたいものです・・。


冒頭はカメラが上向いてるか下向いてるかの違いはあれど、スタッフクレジットの名前文字色はキューブリック「シャイニング」と同じ薄いグリーン。偶然かな??笑

カメラは兄弟と学友でもあったバリー・ソネンフェルド。「アダムスファミリー」では監督もしています。そりゃいい撮影なのも頷ける。
森で帽子が飛ぶシーン。
望遠レンズでスロー。雰囲気のあるいい画ですよね!この森の撮影は曇りの日にしようと主張したそうですよ。そして使ったフィルムは富士フイルム‼️
昔カメラマンに「フィルムはな、パッケージの色と得意な色が同じって覚えとけ」と言われました。
コダック:黄色
コニカ:青
富士フイルム:緑
コダックって原色強くてヨーロッパの空気の色。そこはやはり富士フイルムは日本なんでしょうね!優しい色味でバランスがいいてす。

「ユージュアルサスペクツ」「ヘレディタリー」のガブリエル・バーンがトニーを演じて主人公。いやー物怖じしないけど今にも撃たれて死んじゃいそうな感じはこの方ならではですね‼️
因縁のバーニーはコーエン兄弟おなじみのジョン・タトゥーロ。また演技達者ですねー。嘘つきのチンピラが見事!
そして忘れちゃならない!ミンク役のスティーヴ・ブシェミの出オチ感‼️笑
もー大好きです、この方‼️