ねぎおSTOPWAR

貴公子のねぎおSTOPWARのレビュー・感想・評価

貴公子(2023年製作の映画)
3.5
これから観るかどうかという方に向けて・・
パク・フンジョンを御存じの方にとってはThat’sパクフンジョンですよ!!安心してください👍
🩸グロ表現🩸 苦手な方は間違いなく避けるべきと思います。
主人公の役者キム・ソノさんはSUPERじゃなくとも良きですよ!🤗
キム・ガンウ最高です!

**あとはネタバレします**














人間の”気持ち”って難しい・・。今自分自身の考えていることの<理由>を探しています。
「パク・フンジョンやっぱり面白いね!」・・・って言う前提で観に行ったんですけど、違うこと考えちゃってるんですよ。

アクションはやっぱり面白いし、ギミックも施してあったし・・。
でも頭の中で「人物浅っっ!!」って言ってる。
いやいやそれって前から言われているし!😆
脚本参加した「生き残るための三つの取引」は良いんですけど、あー、やっぱりリュ・スンワンだったからなんとかしちゃったってことなんかなあ・・と。

彼の世界の住人って、際にいるような人ばかりですよね、そもそも。
で、背景を持っていないわけじゃない。その見せ方がうまくないだけです。
普通の人間がね「あー自分と同じ気持ちからなんだ・・」っていわゆる共感に至る理屈ってやつを映像やセリフやで入れ込むのが下手っていうか、この人それ大事に思っていない気がする

良くも悪くも「楽園の夜」があったから・・そう、わしの期待値はその作品の驚きがあったから、あるベクトルでグン!と上がった。「The Witch2」はさ、続き物だからね。
だから今作をどこかで<新しいアプローチ>で来ると踏んでいた。
「楽園の夜」は初めて出演女性が重要度増したし”普通の人”だったから・・「おっパクフンジョンもそこ描くようになったか!」って。

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あー、そうだ。
だから勝手にこっちで想像し過ぎていたってことか。
じゃあちょっと切り替えて『これがパクフンジョンじゃない人の作品だとしたら』どうだろう・・

・・んっ?

そうすると上に書いた気持ちが増幅してやってくるぞ・・人物描写が浅い!
相当キム・ガンウに救われています。
そしてそれでもね、浅い。
で、「なんでこんなに女性弁護士が運転うまくて銃をたやすく当たり前に手にしているの??」ってすっごくシンプルな疑問が・・。
腹違いの妹に至っては、まあ計画は理解するとして、ここに至る心情の変化や父との関係性がまったく不明。その病床の父も、ついに末息子(と思っている男)に会っても、何を思っているかが情報足らずに推測不能。

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・・いや・・やっぱりパクフンジョンだって認識しよう。
ふう、今ようやく気付いた。
わしゃパクフンジョンに甘かった😅


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