ミラーズ・クロッシングの作品情報・感想・評価

「ミラーズ・クロッシング」に投稿された感想・評価

ザン

ザンの感想・評価

3.6
マフィアの世界の友情ってか。日本の「仁義なきシリーズ」に通じるものがある?

コーエン兄弟による製作🎬
コーエン兄弟にしては珍しいハードボイルドのギャング映画💣
劇場→LD→今回はDVDで👀

禁酒法時代のアメリカ🇺🇸
イタリア系マフィアとアイルランド系マフィアの抗争が渦巻く東部の街🗽
アイルランド系ボスの手下・トムは、高級娼婦 をめぐってボスと対立するようになり、イタリア系ギャングのボスの下で働くことになるが...😨

静かなストーリー運びですが、要所を抑えてギャング映画お約束のバイオレンスシーンが...💣
無駄な部分があまり無いギャング映画ですかね🎞

ガブリエル ・バーン演じるトム...ギャングのボスを上手く手玉にとって操るフィクサーとも言える役を演じていましたが、あのポーカーフェイスなので本当に何考えているのか分からなくなりました...言い換えると、観る者を騙してしまうような...キャスティングとしては大成功だったのかな👍
単純なギャング抗争が、単純でなくなってしまって...😰

「バートン・フィンク」でカンヌを取ったJ.タトゥーロもなかなかのもので、カンヌの賞も伊達ではなかったなぁと...🎬

でも、高級娼婦役の はどうも合わないなぁ...少しも美人じゃないし、米国ではあの手の顔が美人顔なのか?と首を傾げてしまう🤔
どうしてもグロテスクな感じがしてですね...ごめんなさい🙇‍♂️

ところで、今回観ていて気づいたのですが、24分経過したシーンで鏡の状態が、ワンカット挟んだところで変わっているのに気づきました👀
これって編集ミスですよね🤔

このレビューはネタバレを含みます

禁酒法時代のギャング同士の抗争を描いた作品でした。

主人公トムはアイルランド系マフィアのボスの右腕、頭のキレる2枚目。

前半は、アイルランド系マフィアのレオ派とイタリア系マフィアのキャスパー派の抗争の中でみせるトムの立ち回りに、おいおい大丈夫かよとドキドキし。

中盤以降、レオの情婦であるバーナーの弟、バーニーのクズっぷりをこれでもかと観せられ、ストレスが溜まりに溜まった状態で迎えるラストシーン。最高でした。

「心の声を聞いてくれ。」

ジャケットにも出ている森(ミラーズクロッシング)でのバーニーのシーンが物凄く印象に残っていて、そのイメージを持ったままラストを観ると、より一層トムのセリフにグッとくるんじゃないでしょうか。

トムの有能さを際立たせる為に、周囲をコミカルなキャラクターにし過ぎてるような気もしましたけど、全体的に言い回しがかっこ良くて、もう一度観たくなる映画でした。
DarcyAnam

DarcyAnamの感想・評価

5.0
皆がかぶってるけどこの帽子が凄く格好いいね。
どっちが本当なんだろうって思ったけどラストでよく分かった。
良い終わり方で嬉しい。
シリアス過ぎない間抜けさがあるし解りやすいストーリーで面白かった。
なんやかんやあるけど結局全部一人で片付けるトムは凄い。
MiYA

MiYAの感想・評価

2.0
主役のガブリエル・バーンをはじめ、特徴のない顔の役者(スティーヴ・ブシェミは除く)が淡々と出し入れされるだけで、ストーリーは把握しづらいわ、盛り上がる場面もないわで眠くなるばかり。「ゴッドファーザー」など過去のギャング映画のトレースという印象しか残りません。

好みじゃなかったってことかなぁ。
ズーム

ズームの感想・評価

4.0
面白い!よくできてる!
そして誰もが憧れる一匹狼系男子!

ズーム

このレビューはネタバレを含みます

街を取り仕切るボスと固い友情で結ばれる主人公と
彼等に愛される女
その女に守られ裏切りを重ねる弟バーニー。
ミストのイメージが強すぎるのか
正直、ヒロインの役柄には違和感がありましたが
クールな主人公とバニーの存在感
チラッと登場するスティーヴ・ブシェミ
主人公が描いた筋書きが一つになり完成させられる所には魅かれました。
でも自分はもっと哀愁漂う救いのない作品が好みです。
三樹夫

三樹夫の感想・評価

4.3
二つのマフィアの抗争に巻き込まれた主人公が、状況を上手いこと利用した上に運も味方してなんとか自身の借金を返済する映画、この映画を紹介するならこんなところか。
予算がつきエンタメ作品を作れと言われたコーエン兄弟はこの映画の脚本が中々書けなかった。その混迷具合が反映されたのか、この映画も混迷をきたしており、主人公でさえろくでもない小悪党で誰に感情移入して観ればいいのか難しい。ただ、すごく面白い変な映画が出来上がった。次作バートン・フィンクは、この映画の脚本を書くのに苦労したことが基になっている。
この映画のジャンル分けは難しい。ハードボイルドやピカレスクにしては主人公は小悪党だ。一見主人公は二枚目ポジションなんだけど、結構クズだし、ゲロ吐くシーンがそれを表しているが結構小物感あるしで、主人公に容易に感情移入できないようになっている。系譜としてはブラッド・シンプルのような、登場人物それぞれの行動が互いに関連影響し合って話が展開していく、構成の妙で見せる群像劇だけど、この映画はファーゴ的な、バカがいっぱい出てきてバカやってるのをゲラゲラ笑うブラックコメディだろう。キャスパーのデブバカ息子なんかがブラックコメディというのが分かりやすいキャラだと思う。個人的にレオが突然異様な俊敏さをみせる肉体派ボスに早変わりするシーンが笑った。
metamegane

metameganeの感想・評価

3.9
正統派マフィア映画に見せかけたブラックコメディ、クールな主人公がしっかり動揺しちゃう○
クロッシングが十字路とすれ違いのダブルミーニングなんだと解釈。
最初観たときは「なんだこのオタク受けを狙ったあざとい映画は」なんて思ったりもしたけど、いま観ると「そうかこれは製作者が悪ノリして作ったブラックコメディなんだ」と妙に納得する部分あり。

マフィア映画にも関わらずパロディ的演出が随所に発揮されており、脇役ジョン・タトゥーロやビリー・ボブ・ソーントンの間抜けぶりも相当笑えるし、本家「ゴッドファーザー」のお手軽版として十分楽しめる佳作になっている。若かりし日のマーシャ・ゲイ・ハーデンも可愛い。
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