ミラーズ・クロッシングの作品情報・感想・評価

「ミラーズ・クロッシング」に投稿された感想・評価

アルバート・フィニーが銃をブッ放す場面がカッコいい

真意が掴みきれない行動や言動で作品を牽引するガブリエル・バーンが冴え渡る
それ故に 彼の瞳の動きや言葉の端々を注意深く追いかける
死へと導く十字架のような交差する森で
跪き命乞いをする ジョン・タトゥーロ
プライドをかなぐり捨てて 早口で捲し立て
る 銃を構え 今にも撃ちそうにその姿を見下ろす 二人の姿を神の視点のように俯瞰で映す ポスターにもなっている画が素晴らしい
何気ない日常的な一連の動作をスローで映しだしたり 時にダイナミックに見せる 今作でもカメラワークは秀逸

惚れた女の弟を 見捨てられない 男の苦悩 それを利用して立ち回るズル賢さと そこはなとなく切れ者の雰囲気を漂わせるジョン・タトゥーロ 出番が少ないのに 印象に残る スクリーンに映っていない時でも
行動や思考を観客に(私に)想像させる
『ミスト』でキリスト原理主義者をこれ以上ない程鬱陶しく演じて私にトラウマを起こした マーシャ・ゲイ・ハーデンは二人の男の間を彷徨う グラスを投げつけられてもビクともしない強気なファムファタールを演じる 上唇と吊り上がった眉毛が
印象的 あんまり美人過ぎないのが コーエン兄弟の計算か?

禁酒法時代の警察を絡みギャング同士の争いを スタイリッシュに ダークに描いた コーエン兄弟の中で一番好きな作品
私的には、なんか惜しかったです(>_< )
ボスとかヒロイン、いい味出してるし、つまらないわけではまったくないんですが、、ほぼ会話なんですよね、、あと主人公が殴られる笑

肝心の主人公も悪くないんですが、無口でスマートな自分、いけてると思ってる感じがして好きになりきれず(>_< )!

あと話が二転三転しすぎて、誰が誰と繋がってて何したんだっけ(^-^;?ってなりました笑
orizza

orizzaの感想・評価

2.8
コーエン作品ということで期待して見たのですが‥
ちょっと期待外れ
どんでん返しだったのかな?
その辺も、主人公の何が本心なのか、伝わって来なかった
後味の悪さだけが残った
でも映像はキレイ
一見、ニヒルでカッコよく洗練された男、トム・レーガン。とてもマフィアには見えない。しかもボスの懐刀。でも、実際はすこぶるゲスい男。バクチ好きで借金取りに追われている。人の女も平気で寝取る。

バクチが好きなだけに、やることなすこと運任せ。禁酒法時代に修羅場をくぐってきたゲス野郎のバクチ的綱渡りの生き様にハラハラさせられる。

こんなゲスい男の登場を待っていた!コイツのことは忘れない。と思ったけど既に忘れかけてる。ごめんよ。
Haruki

Harukiの感想・評価

3.9
コーエン兄弟の遊び心が見えるギャング映画。

複雑なストーリー構成と人間の愚かしさをシニカルかつコミカルに描いたところが魅力的。
スタイリッシュな映像とセリフがかっこいい。

嘘や騙し合いがどんどん悪い方向に向かっていくのもコーエン兄弟らしい。
NORIDAR

NORIDARの感想・評価

3.7
凄く硬派なんだけど内面が男前なキャラクターは登場しないという他のものにない不思議な魅力のギャング作品。

自分を映し出した森で運命の選択をする主人公トムの善悪をつけられない人間臭さがとても魅力的。

ボスのレオ襲撃の銃撃戦もかっこよかった!

コーエン作品でも結構上位に好き。
kaz

kazの感想・評価

3.0
渋い。

大部分が会話劇である上に登場人物の名前が飛び交うので、スマホ片手での鑑賞には向いていない。

が、誰が誰なのかさえ理解できれば、非常に楽しい。大人向け作品。

気を抜くと置いていかれそうになるので、かなり集中して観た。

兎に角、トムの口車よ。
トム、あんたが何故そこまで重用されるのかは最後まで分からなかったが、利口だから?売りは利口さ?

とりあえず、面白いからいいけど。

星は3.9か。4つはつけ過ぎか。

あと、ヒロインが微妙。余程の床上手なのか。



黙れ!

このおじさんを見習え!

頭のいい者は口数がすくない!
相関図が分かりにくかったのとほぼ全編会話だけだからちょっとしんどかったが中盤からはそれなりに楽しめた。
レオが刺客を撃退するシーンでのダニーボーイが良かった。
unichin

unichinの感想・評価

3.7
禁酒法時代のアメリカ、対立するギャングの抗争の中を生きている男、トム。フィルム・ノワールではあるものの、コーエン兄弟の世界が色濃く、登場人物全てに人間のどうしようもなさをせ負わせている。神の目から見た人間はこんなものかもしれない。
犬

犬の感想・評価

3.6


イタリア系ギャング団とアイルランド系ギャング団の抗争が渦巻く、アメリカ東部の町
アイルランド系のボスであるレオとその片腕トムは、ある女性が原因で仲違いする
やがてトムは、敵対していたイタリア系のボスの下で働くことになるが……

コーエン兄弟が、暗黒街でしのぎを削る男たちの友情と裏切りを描いたギャング映画

渋いですね

らしい会話劇
微妙な笑い、バイオレンスあり

ストーリー展開も見事

トムがなかなか死なない

銃撃ちすぎ
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