4Kデジタル修復版を「SEIJUN RETURNS in 4K」で鑑賞。なんか久しぶりに清順映画を堪能しました。晩年は髭のおじいちゃんとしての出演ばかりでしたが、夢か現かわからないような絵にかいたような映像は懐かしかった。竹久夢二と彦乃を登場させているけどきっとこんなことはなかったんだろうなあ。脚本の田中陽造と監督の鈴木清順が竹久夢二というキャラクターをデフォルメして創作したんだろうということがなんか伝わってきた気がしました。世に出ている竹久夢二の映画とは一線を画し、すっかり清順映画となっている作品でした。ただちょっと長い。