ぴよ

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディのぴよのレビュー・感想・評価

5.0
作中の時代に撮られたかのような秀作。

ありのままの自分にこそ可能性があること。そして、そこから前に踏み出す勇気と希望。

ライティングが良いので飽きない。

本当にダメなやつは物語から追い出されるという残酷さもあった。

高校時代、嘱託の世界史教諭(でんでん似)が生徒に厳しく好かれていなかったのだが、自分が間違えた時はちゃんと謝り、質問などには丁寧に答える人柄で自分は好感を持っていたことを久しぶりに思い出した。記憶を甦らせる映画は良い映画。

本作も「戦争を描かない戦時下の映画」だった。

※『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』での紹介が観るきっかけになったことを記しておく。
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