悪は存在しないのHookasunity16のネタバレレビュー・内容・結末

一番面白かったのは紛糾する説明会の部分かな？
説明に来ている人たちはともかくコンサルタントの胡散臭さがいかにもありがち。
他の方のレビューを見ると何箇所か笑い声が上がったとあるが個人的に笑いどころは不明。

自然に根ざした映像は美しいし自然と人間の共存という争点も面白いのだが構成にミステリーばりの伏線と回収があったりすることがやや戯曲的というか。
タイトルからすると自然界において殺し殺されるのも悪意からではなくそれも自然の営みだということだろうか？
娘が人間が撃ち殺しそこねた鹿に殺されるのはそれの描写と取れるが巧が高橋を締める（殺す？）部分のほうがインパクトが強くバランスを崩してしまったように感じた。