このレビューはネタバレを含みます
自分用メモ、激しくネタバレなのでご注意
車中の会話
巧:グランピング施設建設予定地は鹿の通り道
黛:鹿が人を襲うことはないのか?
巧:絶対にない。鹿の方で逃げる。万一あるとすれば子供を連れた手負いの鹿だけ。
黛:なら、グランピング施設にも寄り付かないのでは?
巧:そうなったら鹿はどこへ行くんだ?
高橋:どこか余所へ行くのでは?
巧:(無言)
花、いなくなる。
巧と高橋が開けた原っぱに着くと、花が鹿の親子?と向き合って固まっている。
親鹿にはハンターに撃たれた傷がある。
高橋、花に近づこうとするが、巧によって腹這いに押し倒される。
巧、高橋に覆い被さるようにしてチョークスリーパー。
高橋、「何するんですか?」チョークかけられたまま巧と共に半回転。
花、ニット帽を外して鹿を見つめながらゆっくり近づく。
やがて巧のチョークが完全に極まり、高橋落ちる。口許に白い泡、失神。
巧が起き上がると鹿の親子はもういない。
花が鼻血を出して倒れている。
巧、花の鼻血を指で拭ってお姫様抱っこ。そのまま原っぱを突っ切り、画面中央奥の林へ消えて行く。
高橋、意識を取り戻して画面左手を数歩歩くが、また倒れる。
場面が変わり、冒頭と同じく、仰角で木々の枝と空が映り、画面上から下へ流れていく。視点の移動が示唆される。息せき切った様子の音声も聞こえる。
短いエンドロールが出て終幕。
どう考えればいいんだ?