本当に嫌んなっちゃう。
これは一個の境地だろ。
画だけでもずっと観ていたいし、何の変哲もない台詞にも心を動かされる。
お話自体は、タイトルに沿った、争いの根源には善悪はなくて大切にしているものの比重やベクトルや尺度が違うだけだって、過度に分かりやすいくらい分かりやすい。
だけど、それをぶった切るラストシーン。ロジックが逸れる。
なのに、観終わった後に残るのは納得感。そうだよなって思う。
そして、登場人物たちの中で、今のおれに1番近いのは、リモート画面のコンサルで。
本当もうなんか嫌んなっちゃうわ。