悪は存在しないのuのレビュー・感想・評価

ゴダールから受けた影響をそのまま映画としてお返ししたような映画。オープニングのタイトルの出し方や横移動の長回し、更には自然光を最大限に使った映像。確かに日本のロケーションで自然光を効果的に使うには冬で凍結し白くなった湖しかないと思う。音楽の使い方もゴダールに近づこうとしてる感じをひしひしと感じる。
ストーリー、キャラクターありきの娯楽映画ではなく作家の為の作家に思いを馳せた映画なのだろう。