悪は存在しないのきゅーのネタバレレビュー・内容・結末

映像が美しかった。
ただ、説明会のあたりからおもしろくなってきたと思っていたため、衝撃のラストに裏切りを感じてしまった。
ちょうど映画を観る前、さくらももこ先生の『そういうふうにできている』を読んでいたが、まさに人間の体だけでなく、そもそもこの世界は「そういうふうにできている」のだと思った。
その本能のままに、東京の二人は逃げればよかったのにとさえ思う。