んー
終わり方がすごかった。
こんな作品になっているとは。
ちょっとデンマーク映画っぽさも感じた。
普通の日常というかの中に、人間の狂気みたいなものを描いてるところとか。
りゅーじさんのシーン観客がけっこう笑っていて、ぼくも笑っていたけど、おもしろかった。他の観客だったらどうだったんだろう。
タバコいま吸ったらあれだよな、のあとの空気感、それをブレイクする出来事、そして心の距離の詰まり方、完璧だった。そのシーンの対比的なものが、主演の人との車内でも描かれていて、そこがあのラストの衝撃に繋がっていったのかなって、
人間が上とかでもないけど、
人間同士の話が、動物サイドと人間サイドのやり取りにみえた。どんなに素直に近づこうとしても、結局もとが違えば、共存できないと判断され、ああいう結末になっていくこともある。
ただ最後フラフラと歩いていてよかった。
ラストのあの息遣いは娘を背負う父の呼吸かな。迷いは感じなかった。悪は存在しない。そう。そのタイトルがラストシーンは頭にあった。
最高だった。