最後!
ん?ん?ん?ってなったけど、なんか良かった。
林の中を歩いている、薪を割っている、湧き水を汲んでいる などなど、
何でもないシーンを、じ〜っくりと見せられるけれど、
なぜかそれに魅入っちゃいました。
そういえば『PERFECT DAYS』で平山の朝の地味なルーティンにも魅入っちゃいましたが、それは さすが役所広司という役者の力かと思っていました。
でも、こちらの映画の主役親子は、それほどキャリアのある俳優さんには見えなかったし…。撮影の力という事でしょうか?
霧(雲?)の流れ方とか晴れ方とかも、おー、こんな感じで撮れるんだー とハッとするシーンもいくつかあったり。
そういえば、確か『寝ても覚めても』でも雨雲が奇跡的な映り方してましたね。
あと、
説明会やオンライン会議、車内での会話などなど、
会話シーンも悉く スリリングで面白い。
トータルで すんごい余韻の残る映画でした。