デジタル撮影だ。移動であおりの木々の長回し。音楽。横移動は、ゴーダールも黒沢清も多いよな。セリフが絶妙で、追い詰めていくのが濱口竜介だな。薪割りや水くみの長回し、音楽と、訳も分からず、涙ぐんだりして、で、ラスト。訳が分からなくなる。鹿と花ちゃんで終わりになるのでは弱いからああしたのかな。音楽が先で、音楽家の録音スタジオ付近をシナハンをしてから物語ができて行ったというから、ラストは決まってまっていなくて映画は、自由だから、そうしたいからそうしたのかな。しかし、唐突すぎて、訳が分からない。あの息遣い、穴を掘っている音なのか? 野暮なことを言うようだけれど、監督の意図が聞きたい。でも、面白かった。
こういうのがあった
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/2e8c44ecb46bd09182135051aaf670fe959d707b
追伸:それから3日、ネットで監督インタヴューなどを見て、2回見て、人物の表情、芝居をみてると、最後どうしてああなるかわかるというのだが、構造的にああいう設計にして、ひっくり返し、観客に反芻させようとした意図があったのかとおもう。高橋の最後のセリフを観客にもかじてほしいと言っていた。「なんなんだよ」