悪は存在しないのtoshikiのレビュー・感想・評価

濱口竜介監督らしい会話劇と
寒さや森の匂いまで伝わってきそうな自然美
そして映画の輪郭のような石橋英子さんの音楽でぐっとのめり込んでいたら、
ラストで「えっ！？」と驚き(！)と疑問(？)が頭の中を埋め尽くして、ずっとこの映画を考えさせられてしまう不思議な映画でした。

悪は"存在"しているものではなく、日常的な偶然が重なり生まれてしまうもの