悪は存在しないの安全な獏のネタバレレビュー・内容・結末

今年上半期の3位以内に入るくらい好き。
人々の声や表情の素朴さが、良い意味で映画っぽくなかった。
最後の巧の行動だけ理解が難しい。「ここで終わり！？」ってのもわかる。
こうかなっていう解釈はあるけど、あえて言語化はしないでおこう。

前半のところ、「都会の人」なコンサル的教育を受けたわたしにはチクチク刺さった。大学の同期たちとかに見てほしい。見てほし〜！

反対するに決まっているとか、暇人だろうとか、そういう言葉や態度の端々に他者を重んじない心が見えるのが痛い。でも、そんなものとは無縁に生活をしている巧や花や、その地域の人々が美しく映る。