没入感
そんな言葉がしっくりくる作品だった
「悪は存在しない」
そのタイトルのインパクトから、観ている時わたしはなにが悪なんだろうと悪さがしをしていたように思う。
説明会の対話しようとしない高橋の姿勢に、ああ悪だなぁ
とか
自分たちの利益のために、自分たちの価値観でそれを周り回ってあなたたちのためになるんですよってグランピング施設を建設しようとする流れに、
ああ悪だなぁ
とか
でも、そんな話じゃない
巧の「まだ誰も賛成でも反対でもない」
「ある意味でおれたちもみんなよそ者だ」
って言葉も印象的だった
まるかばつか
正解か間違いか
善か悪か
そんな話じゃない
監督のインタビュー記事で、
映画で描かれていることは全て自分自身の暮らしと地続きなんです
ってのがあって、
いろんな要素がシャワーみたいにわたしの元に降ってきて、それがいま2日経って言葉にしたいなぁってこうやって言葉にしてて
完結しないで、だらだら書き続けてる
没入感がずっと続いてる