〈GIFT〉を先に観てたから、同じ話・同じ素材を使いながらこんなにも編集の力で“別の作品”になるのかと感動した。でもとにかく、どっちも極めて音楽的な映画。
GIFTのタイトルは、贈り物と毒の両方の意味がある言葉をそのままつけたとのこと。それを聞いた時は、悪は存在しないのタイトルは、善も存在しないことなのかと思ってたけど…どうやらそう単純そうでもないなぁ。
水の流れの話とか、ラストシーンの鹿とか、残ってる場面が多すぎて観た後に人と話したくなる。都会と森の対比だけじゃないし、その中間にいるタクミの存在の奇妙さもずっと漂ってるし、はなちゃんとはなちゃんのお母さんも画面には出てこない訳アリ感があってすごい。
あとは周りの人の感想みながら、そうそうそう!となってる。