このレビューはネタバレを含みます
チリ政権を題材にしたブラックコメディーで、エマワトソンがでていた「コロニア」を観ておくと楽しめるかも
独裁者として虐殺など行ったピノチェトを吸血鬼として描き、腐敗や欲望、富について左翼的な視点で描写されている部分がよかった
サッチャーもピノチェトと同様に吸血鬼として描かれており、彼女が行った経済政策や社会政策が大胆かつ分断を引き起こす政策で、それが多くの人に悪影響を及ぼしたことを象徴されていると感じた
ゾンビの親玉になったりタイムスリップしたりするヒトラーを観るのとは違ったシュールさで面白かった