亡命を希望する中東の人々へ、海から船でEU圏へ逃亡すると失敗するから、ベラルーシから森を経由して、隣のポーランドへと抜ければ、簡単にEU圏へ逃亡出来るよ!、、
ってデマに騙され、犠牲になった人々の物語。
稚子、老人、妊婦、んなもん関係ない、老若男女問わず、犠牲になった人々の物語。
物語はフィクションですが、こうして犠牲になった人々が数えきれないほどいた事は実話です。
だから、まるでドキュメンタリーを観ている気分でした。
近年のウクライナ戦争では、隣のウクライナからの難民を200万人以上もポーランドは受け入れました。
なのに、、、
中東からの難民は全て拒否し、“国境警備隊“を組織し、力ずくてベラルーシへと、彼らを押し戻していたんです。その光景はあまりに恐ろしく、正視できません。
(なぜ?、ポーランドは、そんな命に関わる差別をしたのか?、それはウクライナ戦争が勃発した本当の理由を紐解けば、容易に理解出来ます。)
酷い話だ、、、ってこの映画を観た人は誰もがそう思う。
けど、、、
我々日本だって、その酷い話と同じ事をしていること、、日本のマスコミは一切報道しない。
数年前、名古屋の入管施設が、ひとりのスリランカ人女性を非人道的に扱い、彼女を殺しています。
外交上、メリットのある国からの移民は受け入れ、たとえ命の危険に晒されていようとも、外交上にメリットの無い難民は拒否する。
それが、恐ろしい現実の世界なんです。日本も含めて。
しかも、日本では昨年から施行された【入管法改悪】が更にそれを助長させているのです。
常に命が危険に晒されている国で暮らす人々が、数えきれないほどたくさんいるんだよ。自分では何も選択出来ない小さな子供達が虐殺されてるんだよ。
同じこの地球上でだぜ。
なんで生まれた場所によって普通に人生を送れないんだ?
ここは同じ地球だぜ。
大谷翔平の活躍に一喜一憂したり、芸能人のスキャンダルにヤジウマするのも良いけどさ、、
この地球というちっぽけな惑星の上で何が起きているのか?、、
それを知ってくれよ!!!!!
ってためにこうした映画は制作されています。
日本では絶対に作らなれないけどな💢