ベラルーシ経由でポーランドに入国しようとする難民に対して、
①実際に彼らを救おうと行動する者、②自分が罰せられない程度に、身の安全は確保できる前提で、と動く者の2通りの活動家が描かれる。
本作において②は根本的な問題解決に寄与していないとして批判的に描かれていたような気がする。
同時に、お前は後者を批判できる立場にいるの?と問いかけていて、ネットやテレビを見て、「酷い、、」と言ってやり過ごすという自己の情けなさと無知を認識させられた。
加えて、お前は平和な島国に生まれて今起きてる事に気づかぬふりしてるだけなんだろ?と矛を向けられている気分になる。