ヨーロッパの難民問題を扱った真実の物語
物のように国境を行き来させられる難民家族、それをおかしいと思いながら実行する警備隊員、難民の事実を目の当たりにして少しでも助けになろうと奮起する活動家と三者三様の視点で描かれる作品。
なかでも、難民家族の扱いは見ていて辛いものがありますが、これが実際の出来事に基づいてた作品であることを考えると、なんとも言えないですね。
島国である日本では国境を意識することはあまりありませんが、国同士の思惑が交差する境界では目を覆いたくなるような出来事が起こっていることを知りました。
知ることだけでも重要なので、多く人の目に留まり観てほしい欲しい作品でした。