たお

DOGMAN ドッグマンのたおのレビュー・感想・評価

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)
4.0
色々あって主人公が逮捕される↪︎精神科医の取調べ・尋問で事の経緯を振り返る

話の流れ的にODDTAXI(劇場版)やペルソナ5みたいな感じ。

「神(キリスト教)を信じることで救われるのか?果たして宗教は自分を救ってくれるのか?」と考えさせられる。

BSS恋愛要素(僕が先にry)やら家庭環境やら様々なバックボーンがストーリーを通して描かれているけどまあ過酷やね。何でこんな可哀想なことを…と考えたけどよく分からん笑
かつて神の名において言いたい放題やりたい放題やってきた白人たちへの罰なのか?

聖書では犬の存在は穢れやら忌み嫌われているものらしいね。でも最終的に主人公は神を信じるよりも、神(God)を鏡に写し出した犬(Dog)の方に愛と自分の中で信じる神を見出したのかもしれない。そういう意味合いも含めてダークヒーローってことなのかな…?

あとは登場人物の精神科医だったり警察官だったり1部ギャングも居たとは言え、一般的に就く難易度が高そうな職業が大体黒人の方々だったのもメッセージとして何かありそうだ…

とはいえ普通に見てもワンチャンたちは可愛いし、最後ら辺はギャグだろこれ(笑)と笑えるし、途中のbgmやら選曲もすごく良かった〜(個人的にはマイルス・デイヴィスの"So What"が流れていて興奮した。)

おかしさと切なさがあっていい作品だなと思った。
たお

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