てっちゃん

DOGMAN ドッグマンのてっちゃんのレビュー・感想・評価

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)
4.0
リュックベッソン監督。さらにこの設定に強く惹かれ鑑賞。いやー、凄まじい。「ダークヒーロー」誕生とは違うような気もしますが、ホアキン・フェニックス主演「ジョーカー」(2019年)よりも刺さりました。
親からの虐待(その背後にあるキリスト教的価値観)や貧しき者たちを食いものにする悪しき存在や行政施策の矛盾などなど。ファンタジーとリアルを行き来する絵が素晴らしい。
キャバレーで、自らの生を削って、歌いきるドッグマン。エンディングで見せる十字架(神)との対峙など、息を呑むシーンは多かったです。おススメです。
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