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DOGMAN ドッグマンのゲルのレビュー・感想・評価

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)
4.3
犬とケイレブ・ランドリー・ジョーンズ。
まさに自分のためにあるような作品。
犬好きには本当におすすめ。
安心してください、犬がひどい目に遭うようなシーンはありませんよ。
今、そのような映画は作れない……そんな時代の傑作。
バイオレンス・アクションとうたわれているわりにはアクションシーンが少なく、残虐性も低めで、むしろヒューマンドラマと言える。
ケイレブの幅広い演技を楽しめ、彼が出ていないシーンは物足りなく感じてしまうほど。
ずっと見ていたい。
脚本もつい見入ってしまう力強さがあり、最後まで飽きさせない。
和訳が素晴らしく、台詞のやり取りが滑らかで美しい。
『DOGMAN』というタイトルの由来は、ケイレブ出演の他の作品と似ていた。

実家で飼っていた犬はアホすぎたので、この作品には出られそうもない。
ひとつだけ、エサをがっつくシーンなら可能性がありそう。
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