午後のロードショー的な「ちょうどいいアクション映画」(中規模で地味・硬派、特筆した点はないがそれなりに楽しめるアクション映画)がメインになっていたベッソンが、遂にぶちかました!!
ケイレブ君ベストアクト!!!
回想部分がかなりハードで感情移入が容易な一方で、同情的な目線に終始せず、常識や善悪の縛りから解放された生き様を描いていて良かった。ここは『ジョーカー』以上に『ダークナイト』を想起。
全体的にヨーロッパ・コープの「ちょうどいいアクション映画」にはない魅力と丁寧さがありつつも、ラストはヨーロッパ・コープらしい痛快な反撃で一気に大盛り上がり。
犬は神。