ぶろっこり

DOGMAN ドッグマンのぶろっこりのレビュー・感想・評価

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)
4.3
ギャング惨殺事件で謎の女装の男が大量の犬と共に容疑者として逮捕される。一体その男は何者なのか?!というストーリー。
非常に複雑な事情がある物語だが、基本的に精神科医との会話の会話を映像化している。
雰囲気としては実録をもとにした感じがするがフィクションであり素晴らしい脚本である。

凄惨な虐待からの犬との愛情・信頼関係が上手に描かれていて、犬が可愛いと思うと同時にこの主人公に同情や強さ、美しさを感じるのではないだろうか。
何回も大の字になる(手を広げて倒れる)シーンがありシツコイ演技だなと思ったが、それが冒頭から神に対する敬虔な信仰心だと最後にわかる。何度もその描写をすることで彼の内心の信仰心の強さを感じこの人はずっと神様と過ごしてきたのだなと理解することができる。


犬は可愛い。
ぶろっこり

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