鬼島一郎

メカバース:少年とロボットの鬼島一郎のレビュー・感想・評価

3.9
地球に侵略してくるナゾの火星武者ロボvs地球の何故かしゃべるリアルロボwith訓練生。
めちゃくそ時間と金と人脈と技術と詰め込んでチョーカッケェ映像と胸熱シーン撮りまくったっつー熱量は素晴らしい。

エースパイロットは監督だしな!


ロボットの戦闘シーンはとても好き。
主人公機じゃなくてパパ機がイイ。キャプテンのもイイ。
チーフのはもっとイイ。
火星ロボがなんで鎧武者っぽいのかちょっとよくわからないけど。

主人公と主人公機との言葉のやりとりや、訓練生たちの個性付け、なんか生身で活躍してる面白枠、食い方汚いキャプテン、謎のバナナ推し。
スベリポイントは山のようにあるけれど、ロボットバトルで帳消しよ。

……プラマイゼロともいう。
まぁこんだけカッコイイ機械のカタマリがゴリゴリにアクションしてくれる映画ってだけでも充分に観る価値はあったと思う。



個人的には、せっかくの豪華な吹替陣がどれもちょっと合わなかったかなぁ……。
加工されたロボットの声には幼気で聞き取りづらかったり、普通にイイ声のはずなのに妙な抑揚つけた金切り声あげるキャラだったり。
人語しゃべれない脳筋もやりすぎ感が強かったかな。
鬼島一郎

鬼島一郎