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That Peter Crouch Filmのクリームのレビュー・感想・評価

That Peter Crouch Film(2023年製作の映画)
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元サッカー·イングランド代表ピーター·クラウチ選手のサッカー人生を綴ったドキュメンタリー。
彼は、身長201センチで凄く細く、必要以上に注目を浴びてしまう選手で、大きな身体を使ってのダイナミックなオーバーヘッドは、豪快で記憶に残っています。
イギリスでは、人気のある選手で、2006年のW杯代表では、ベッカム、ルーニー、ジェラード、テリー、ランパード等、錚々たるメンバーと共にプレイしました。
しかし、人気者になるまでは、その見た目からからかわれたり、苦労を強いられました。
優し過ぎる性格を心配していた父や彼の運命を変えたサウサンプトンの当時の監督、リヴァプールで一緒にプレイしたジェラード選手等が、当時の話をしています。
1998年から2019年まで、プレミアリーグでプレイ。最初は、とにかくブーイングが酷く、結果が出ないと散々な言われ様で、鶏ガラや化け物、サーカスに帰れ等と言われたそうです。
それでもサウサンプトンに移籍し、監督はクラウチを信じ使い続け、ゴールを量産する様になり、リヴァプールへの移籍が決まります。しかし、リヴァプールで結果が出せません。焦燥から、ジェラードからボール奪い監督に背いてPKを蹴ったりした事もあったと話ます。勿論、失敗。しかし、彼は明るくチームメイトは彼を好きだった。19試合目で、ショボいシュートが決まると選手も観客も大歓声。そこからは、自信を取り戻し、2006年ワールドカップにイングランド代表で出場するまでになります。その後もチームを渡り歩き2019年に引退しました。

プレミア通算100ゴールのシーンは、感動ものでした。彼のゴールパフォーマンスとして、長く愛されたロボットダンスを久しぶりに披露して大歓声を浴びる姿は涙でした。このパフォーマンスは、ウィリアム皇太子の前でも披露した代物です。
16歳から38歳までのサッカー人生。
長身を生かしたヘディングは、ギネス記録を持ち、53ゴール(プレミア史上最)。
代表戦に42試合出場し、22得点。
ジェラードに尊敬していると言われんです!凄い!
そして、クラウチは、最後に若い頃は身長がコンプレックスだったが、その後、すべてが武器となり、超人的な力になったと締めくくっています。

現役引退後は、ポッドキャストを始め、ウェンブリーフェストでは、大歓声でした。

2006年イタリアが優勝した年にピルロ選手のファンとなり、サッカーが大好きになった私にはちょっとしたお宝映像がチラチラ。当時のイングランド代表はヨダレもの。クリロナのPKに敗れるシーン等も観れて、当時を思い出しました。また、シャビ·アロンソが大好きだったので、リヴァプール時代のクラウチ選手は、覚えていましたが、彼にこんなストーリーがあったのは知りませんでした。良いものを観ました!

*ボブおじさん、ありがとうございました♪︎
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