このレビューはネタバレを含みます
ずっと仕草の視点で観てたのだけど、中学時代の塾がキモすぎて。。大人になってからも潜在的なトラウマとしてご飯粒取りに来る。。
それからの仕草は恋愛に対して期待を抱かない、一歩引いていると感じた。
でも恋愛しないと創作できないジレンマ。
そんな仕草がかつての恋人をひとりの個人(アーティスト)として認め、恋愛に依存しない自分を解放していくラストはすがすがしく希望に満ちていた。
会社のおじさんも恋人がいる=その人は幸せな状態と思い込んでる。
そんな恋愛いいですか?苦しいことのほうが多いかもよ!?と思う。
恋愛至上主義だったり、パワハラ・セクハラだったり、有害な男性性だったりと監督が伝えたいことが画の表現としても、セリフとしても描かれていて主張がすごくはっきりしている監督だなと思った。でも説教臭くなくて、仕草の作品を通して伝える手法がユニーク。仕草の作品も監督が考えてる(共同脚本のお兄さんかも)ていたり、元々はアニメ監督で実写初めてなのもすごい!オレ⤴の言い方も好き
中島歩の近藤勇のモノマネと脱糞は笑った。あと私も家族以外が握ったおにぎり食べれません。