マイケル・ケイン主演のケイパー映画🇬🇧🇮🇹。
イギリス人の泥棒たちが、イタリア・トリノに乗り込んで、500万ドルの金塊を強奪しようとする。
"Hang on a minute lads, I've got a great idea."
内容はほとんど覚えていないが、2003年のリメイク版は鑑賞済み。
ブリティッシュ・ジョークのきいた陽気なケイパーコメディであり、本格的な走り屋映画でもあった。メンバー集めと強盗計画の準備が描かれる前半は、なかなか話が進まなくて乗りづらかったが、トリノに舞台を移した後半は、ノンストップアクションに興奮させられっ放しだった。
見所は何と言っても、気分爽快なカーアクション。小回りのきく三色のミニクーパーが、トリノの街を爆走する。石畳の階段も、狭い路地も、水の溜まった水路も、暗い地下水道も、お構いなく駆け抜ける。美術館の屋根を駆け上ったり、建物の屋根間を飛んだりと、あっと驚くカースタントが目白押し！
一度見たら一生忘れないであろうラストシーン。『恐怖の報酬』か！と思うほどスリル満点。心臓に悪かった。更には、心憎いラストカット。先が気になりすぎて、夜も眠れそうにない。
惜しげもなく、車をぶっ壊す！オープニングの豪快なカークラッシュから驚かされた。アストンマーティン(フェイクカーらしいが、、)でさえ、パワーショベルで潰した挙げ句、豪快に崖から突き落とす。
『アルフィー』を観たときも驚いたけれど、マイケル・ケインって若い頃はプレイボーイ役が似合う俳優だったのね。
ぐねぐね道と、トリノの街の渋滞ぶりが凄い。
『女王陛下の007』と同年の作品。
"Just remember this - in this country they drive on the wrong side of the road."
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