OASYS1985

宇宙戦艦ヤマト 劇場版 4KリマスターのOASYS1985のレビュー・感想・評価

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点数つけられません。
映画としてはホントダメ。
特にオープニング。なんで完璧なテレビ1話の構成を活かさなかったのか。あの冥王星に向かう地球艦隊と謎の敵との戦い。あきらかな力の差を映像で見せる見事さ。敵は撃ってきても、地球艦隊はまだ撃たない。撃っても効果ないからだ。
そして敗戦して始めて状況説明。この方が尺も短いし、映画的に興奮するでしょう。
ドラマも全く人物不在で進むのでキャラクターの魅力全く出てない。かろうじて沖田艦長か。
でも、でも
やっぱり最初のヤマトは魅力なんです。
あの迫力ある手書きアニメ。
今観ても全く古くないメカ
そしてあまりに決まった構図
素晴らしすぎる音楽と効果音
初放送時、小6だった自分をテレビまんがから卒業できなくさせ
中3でOUTの特集本を見つけ、この劇場版の存在知り、当然初日行くも、満員で入れず
それからこの夏は4回も見てしまった。

4Kリマスターは恐るべし。ここまで美しく音も迫力満点のモノラル
あー出来ればテレビシリーズ4Kリマスターして欲しい!

そしてスターシア死亡編もスクリーンで鑑賞。
これこそ公開同時以来やっとスクリーンで見れたバージョンで、やはりこの総集編にはこちらの方があってる。
16ミリからのリマスターも正直テレビの35ミリよりは劣るけど、かなり頑張ってる(しかし、テレビが35ミリで劇場用追加が16ミリって。もともとファンイベント用で作られたから仕方ないんだろうけど)