このレビューはネタバレを含みます
生活困難者を支援する施設で働く女性。ある日高級ホテルの宿泊が一泊余ったと寄付を受ける。
それを高齢黒人ホームレスであるネイトに譲ろうと決定され、女性も付き添ってホテルへ向かうと、予約者本人ではないとして断られてしまう。
ネイトは良いんだ、行こう と言うものの女性は納得がいかずに抗議するが結局はホテルを出る事に。
仕事の後友人と出掛けた帰り道、路上でうずくまるネイトを発見して保護する。
なんとか宿泊出来る場所を見付けて寝かせるものの、翌朝には冷たくなったネイトを発見する。
実話に基づくお話らしい。
ホテルは本当に手続き上のミスなのか、それとも宿泊をキャンセルせずに世話をしなくて良い実質空室のままだと楽だしホームレスを泊めたくないからなのか、それは良く分からなかった。5つ星ホテル(のようには観えなかったけど)らしいから、ホームレスなんかを泊めては他の客に示しがつかない とかそういう理由とかかも。トラブルがあっては困るし。
亡くなってしまったネイトは他者を気遣えるし礼節もあるいい男性だったんだけど…。
結局、凍死してしまったって事かな…？服装を見るにお風呂に入れて貰った感じはなかったけど。
どうやら女性の知人の個人宅だったっぽい感じもするし、彼は彼で可哀想だ。
一番必要なのってやっぱり宿泊出来る施設なんじゃないのかな…この辺ってそういうのがないのかな。
凍死するレベルで気温が下がるのに、今日泊まるところのないホームレスの人はどうしてるんだろう。
その辺詳しく知りたかったわ。
