韓国映画黎明期の一本
香港映画の影響をひしひしと感じられる作品だった
ズバリ本作は愛がテーマの武侠映画！
舞台が韓国ではあるものの、良くも悪くもその感じは感じられない
ストーリーの本筋自体は割と単純なはずなんだけど、登場人物が割と多くてそこまでキャラクター付けがされていないからか、個人的には見ていて結構混乱してしまった
それに加えて割と尺が長いのでドラマシーンでは退屈してしまった
アクションはチンシウトンが手がけているということもあり迫力満点！
韓国映画とはいえいつも通りチンシウトンワールドがフルスロットルで展開されていて面白かった
チンシウトンがVFXを用いたりどっしり構えて撮る前の、カットを細かく割って人が爆発したりする90sのアクションが展開されていて工夫満点で超楽しかった！
でも毎回そうだけどチンシウトンのアクションは雰囲気で面白いと感じさせるアクションなので、細かいアクションの手とかは正直全然入ってこなかった笑
とはいえこんだけカットを細かく割ったりしてても混乱せずに見せられるのはすごいなと改めて思わされたり
アクション目当てなら満足できる一本
こういう香港映画の影響を強く受けた作品が今の韓国アクションの下地を作ったんだろうななんて思ったりもした
