2024年 56作目(劇場29作目)
ソウシリーズの最新作。
原点回帰のような爽快感とシーズンの終盤にあったような無理矢理感も少ない、娯楽作品だった。連続殺人鬼ジグソウの復讐という過去作にあった行動原理が踏襲されていて、本作では新たな展開もあって素晴らしかった。ゲームの内容もリアルな痛さが相変わらず感じられて、ヒリヒリ感があった。そして、不謹慎なグロさもあって、不意に笑ってしまうようなユーモアもあった。
ゲームが始まる前の映像演出や定番の音楽などシリーズファンをワクワクさせる要素がいっぱいあって、楽しかった。最後、終わり方は非常に良かったが、もう少し容赦しないようなジグソウが見たかったとも思った。今後も続編に期待したい。