ホラーの鬼さんの映画レビュー・感想・評価

ホラーの鬼

ホラーの鬼

Life Cycles(2007年製作の映画)

2.8

2024年 64作目

若手映画作家育成プロジェクトにて鑑賞。
作品の題材としては面白かったが、すごく薄味でミュージックビデオを観ているような感じだった。もっとインパクトがあっても良いのかなと思った。

ぼくとパパ、約束の週末(2023年製作の映画)

4.3

2024年 63作目(劇場33作目)

家族ドラマとしてとても面白い作品だったし、自閉症の一つの側面を上手く描いた映画のように思った。主人公のジェイソンは知的な遅れよりもこだわりや感覚過敏が顕著なアス
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踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!(2003年製作の映画)

3.5

2024年 62作目

序盤、オープニングBGMにかけてのスマートな見せ方とカッコいい演出。終盤にかけての展開は胸が熱くなるようなシーンは素晴らしかった。しかし、少しがばがばな設定だったり、時代を感じ
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雨の中の慾情(2024年製作の映画)

3.8

2024年 61作目(劇場32作目)

とてつもないところに連れていかれる作家性がいききった作品。こんな作品を大手シネコンで上映されているところがすごいと思った。どれが夢でどれが現実なのか分からないよ
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

3.7

2024年 60作目

原作の内容を上手く構成して映画の形にしているように感じた。原作は水墨画を文章で表現しているところが見事だったが、映画では画でしっかり見せない中で説得力が素晴らしかった。また、登
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侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

4.3

2024年 59作目(劇場31作目)

今年の邦画で一番と言っていいほど話題になった作品。話題になるだけあって、めっちゃ面白かった。低予算の映画ではあるものの、映画内容と重なる面白い映画を作ろうとする
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オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.7

2024年 58作目

ガイリッチー作品らしい軽やかさを感じられる作品。ステイサムとの黄金タッグの作品だったが、もっと豪快なアクションを見せてほしかった。逆に軽やか過ぎて、あまり記憶に残らないような感
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ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

4.3

2024年 57作目(劇場30作目)

今話題の河合優実さんの魅力が充分すぎるくらいに詰まった傑作。主人公カナの行動に観客振り回され、どうなっていくのかが予測できないような展開に無類の面白さを感じた。
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ソウX(2023年製作の映画)

4.2

2024年 56作目(劇場29作目)

ソウシリーズの最新作。
原点回帰のような爽快感とシーズンの終盤にあったような無理矢理感も少ない、娯楽作品だった。連続殺人鬼ジグソウの復讐という過去作にあった行動
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野生の島のロズ(2024年製作の映画)

4.3

2024年 55作目 (劇場28作目)

東京国際映画祭にて鑑賞。
映像の綺麗さと音楽の壮大さが印象的で大きな劇場で観ることで何倍も楽しめるような素晴らしい作品。動物の可愛さ、主人公ロズの質感、背景の
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ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(2024年製作の映画)

4.3

2024年 54作目 (劇場27作目)

ベイビーわるきゅーれシリーズの第3作目。アクションもキレキレで、間に挟まるコメディ要素も気が抜けていて、個人的に最高傑作のように感じた。過去作の良さも合わせつ
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アンダーウェア・アフェア(2010年製作の映画)

3.3

2024年 53作目

若手映画作家育成プロジェクトにて鑑賞。
「あの子は貴族」などの岨手由貴子監督の短編。女性の内面的な変化を言葉ではなく、細かな仕草などで描いていて上手さを感じた。男性からすると共
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.3

2024年52作目(劇場26作目)

これは兎にも角にも映画で観るべき作品。ここまで、映画内にいるような臨場感を感じられるお金かけ方は見事だった。極力説明は省き、観客がこの世界に放り込まれるような恐ろ
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傲慢と善良(2024年製作の映画)

3.3

2024年 51作目 (劇場25作目)

原作が大ヒットしたこともあって注目していた作品。原作は未読だが、悪い意味でそっちの方向に行っちゃうのというのが残念だった。予告ではもっとハラハラ感を感じるのか
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ぼくのお日さま(2024年製作の映画)

4.3

2024年 50作目(劇場24作目)

フィルム質感からも醸し出される優しさに溢れたような作品。大きな出来事が何か起きるというものではないが、映像と音楽、キャストで観客の視線を引き付ける力を感じた。ス
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不死身ラヴァーズ(2024年製作の映画)

3.5

2024年 49作目

出演している俳優を最大限に活かして撮影されている作品。ストーリーにもまとまりがあるし、結末にも納得できたが、作品自体が基本的に薄味で物足りなさを感じ。家で何も気にせずに観るには
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ソウルの春(2023年製作の映画)

4.5

2024年 48作目 (劇場23作目)

史実を基にしてエンタメ性をマシマシにした韓国映画らしい作品。史実も日本人からしたら衝撃的な出来事ではあるが、作品としても無類に面白いし、韓国映画を代表する俳優
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ラストマイル(2024年製作の映画)

4.4

2024年 47作目 (劇場22作目)

MIU404とアンナチュラルの同じ世界線で展開される物語だが、また新たな物語になっていて流石、黄金タッグの作品に仕上がっていた。ドラマファンへのファンサービス
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インサイド・ヘッド2(2024年製作の映画)

4.3

2024年 46作目 (劇場21作目)

1作目よりもより複雑な感情をアニメーションに落とし込んでいて、観ていて非常に楽しかった。むず痒いような思春期の葛藤がリアルできつかったし、それを感情から細かく
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関心領域(2023年製作の映画)

4.0

2024年 45作目 (劇場20作目)

こんなに直接的な描写をほとんどせずに、観客に委ねられる作品は初めてかもしれない。しきりに行われている虐殺を感じ取れる音の演出にゾワゾワさせられた。映像でもサー
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ミニオンズ フィーバー(2022年製作の映画)

3.8

2024年 44作目

安定の面白さで気軽に観られる作品。グルーの子ども時代を描きつつ、ミニオンズシリーズなのでミニオンにも焦点を当てていてバランスの良さが際立っていた。ミニオンの一つ一つの行動が愛お
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.3

2024年 43作目

感情を擬人化したり、思い出を一つの球体にするなど普通では目には見えない分かりやすい形で表現するところが流石のピクサークオリティだった。子どもの内面を見透かしているようなストーリ
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.0

2024年 42作目

1作目同様にアクションや二人の会話が面白かったところ、緩いテンションが少し長すぎるように感じたところが混在していて、面白かったが、物足りなさも感じた。前作よりも会話の緩さやバイ
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さがす(2022年製作の映画)

4.3

2024年 41作目

ずっと気になっていた作品をようやく鑑賞。予告での内容は序盤だけで、思ってもみない方向に連れていかれる韓国映画らしいサスペンス。実際の事件を彷彿とさせ、答えのなかなか出ないような
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

4.0

2024年 40作目

安定のコンフィデンスマンJPシリーズの3作目。本作も最後に勝つんだよなと思っている人がほとんどであるし、気軽な気持ちで楽しむ作品だった。キャストの方々もここまで振り切った演技を
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クワイエット・プレイス:DAY 1(2024年製作の映画)

4.3

2024年 39作目 (劇場19作目)

今までのシリーズ作品の中では一番好みの作り方だった。特に違いを感じたのは、ある程度の生態を知っているからこそ、前二作は音を立てたら終わりというホラー構成になっ
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ルックバック(2024年製作の映画)

4.2

2024年 38作目 (劇場18作目)

原作が素晴らしいのは言うまでもないが、その良さをそのままに再現しつつ、映画ならではの表現が使われた傑作だった。冒頭のカメラワークや音楽の使われ方は映画表現とし
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

4.3

2024年 37作目(劇場17作目)

まず、初のドルビーシネマにて鑑賞だったが、作品の魅力を何十倍にも上げてくれるような重低音が強調された音響や色彩がバキバキに表現された映像が最高だった。映画館で映
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.3

2024年 36作目

めちゃくちゃ評価が高いことは知っていたし、行って帰るだけの映画と聞いていた。「マッドマックス・ヒュオリサ」を鑑賞前に本作を観ると、単純なストーリーなのに作品世界の奥深さをとても
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からかい上手の高木さん(2024年製作の映画)

3.7

2024年 35作目(劇場16作目)

まさか今泉監督が本作を実写化するとは思っていなかったが、案外面白かった。ドラマ版ではアニメシリーズにあったような甘酸っぱさが出ていて良かった。その時系列があった
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ミッシング(2024年製作の映画)

4.4

2024年 34作目(劇場15作目)

𠮷田恵輔監督の最新作と聞いて、期待度上げて鑑賞。本当にしんどくて、辛い物語だったが、その中に射す一筋の光も同時に描いていた。人間の一面だけでなく、多面的に描く𠮷
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.3

2024年 33作目 (劇場14作目)

今までのノーラン作品の中では史実を基にしていることもあり、親切な方の作りになっていた。独自の映像表現(本作ではトリニティ実験シーン)だけでなく、政治的な事情に
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マリウポリの20日間/実録 マリウポリの20日間(2023年製作の映画)

4.5

2024年 32作目 (劇場13作目)

1時間半ほどの作品であるのに2時間以上あるくらい重苦しい現実がのし掛かってくる作品。ロシアのウクライナへの侵攻を現地から報道し続けた記者が生々しさを伴った状態
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.6

2024年 31作目 (劇場12作目)

話の展開や組み立て方は素晴らしいとは思うが、話の内容的に納得が出来なかった。二人だけの世界だと思えば、これだけ長い期間思い続けていることの美しさとそれを表現す
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.3

2024年 30作目 (劇場11作目)

映画館にて鑑賞。
アニメーションが素晴らしいのは言わずもがなだが、テーマであったり、表現方法の豊かさが面白かった。思っていたよりもジャズを題材にした音楽映画で
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.4

2024年 29作目

三宅唱監督の最新作「夜明けのすべて」が傑作だったので、本作を鑑賞。三宅監督の作品に通底するところとして、物語の入り方と展開していく時に全く無理がなかったし、話がすっと入ってくる
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