このレビューはネタバレを含みます
ミステリーに派手さはいらない。
基本の人間偶像劇って感じでした。
オーディションの為に山荘に集まった男女8人。
次回作の主演を決める為に集められたが彼らは
少なからず因縁を持っており…
死体が出てこない。
オーディションという体なのに一日目から排除される。
劇団水滸の仲間では無い久我の存在。
久我は探偵役なのは唯一の部外者だから。
死体が出てこないギミックは色々考察出来て
ミステリとしてかなり良かった。
中盤まで行くと犯人もある程度推察出来るようになっていて良きでした。
まさに王道…
マーダーミステリでこの手のシナリオ作れないかなーとワクワクしてしまいました。