ある閉ざされた雪の山荘でのIdeonのネタバレレビュー・内容・結末

　目隠しをしたまま、海に面したコテージに到着した7人の役者たち。コテージの隅々には小型カメラが設置され、これから起こるある事件を解決した者が主役の座を得る、というオーディションだという。オーディションの期間は3日間、果たして1日に1人、３人が殺人事件の犠牲者となった。犯人は誰か、動機は何か？というお話。
　オーディションという設定を利用した連続殺人に見せかけた芝居、さらに、映画のストーリーが全て劇中劇であるという複雑な構造の作品。人情話として見ると、感情的に理解出来にくいので、頭から全て劇だったと考えたほうが面白いと思う。森川葵のガチガチな舞台臭い演技は、全て舞台だからと思いたい。