バスケおやじ

52ヘルツのクジラたちのバスケおやじのレビュー・感想・評価

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)
4.3
児童虐待を受けたキナコを男性化した女性あんこ等が力になって苦しみながら新生活に、キナコには幸せになって欲しいと願いながらも、自分がジェンダーであることから苦しい状況のあんこ。
全ての苦しみから解放されるために、自死を選ぶ二人。
自由になったキナコは、同じ境遇のいとしを救うことで自分も救われる。
他のクジラには聞こえない52キロヘルツで歌うクジラをキナコや、あんこ、いとしに写して歌が聞こえる者達が、助け合うストーリーでした。

杉咲花の苦しんで泣く演技や志尊淳の静かに寄り添って自ら苦しむ演技は、うますぎて気持ちも持って行かれる。

悲しい話しだったけど、キナコやいとしは、幸せになって欲しいと感じた作品だった。
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