バスケおやじ

風よ あらしよ 劇場版のバスケおやじのレビュー・感想・評価

風よ あらしよ 劇場版(2023年製作の映画)
3.7
女性解放運動家の伊藤野枝の生涯を描いた作品だった。
伊藤野枝の女子の自由を求めて自分の精神的なよりどころとする辻潤が、どんどんダメ男になっていき、次に見つけた大杉栄の家庭を壊して自分のものにしたり、最後は憲兵に虐殺されてしまう生涯は、自分勝手な生き方が招いたものだと思って見ていた。
しかし当時は、勝手に結婚相手を決められ、自立することも許されない社会の中でそんな生き方は、女性から憧れる人だったのかもしれない。
そんな役を吉高由里子が演じていて、周りを稲垣吾郎や永山瑛太がダメ男を演じ何か引き込まれる感じがする作品だった。
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