Makiko

サンダウナーズのMakikoのレビュー・感想・評価

サンダウナーズ(1960年製作の映画)
2.8
これはテレビシリーズでやるべき内容じゃないかな。2時間超もあるのに山場というべき山場がなく、かろうじて象徴的なエピソードが3つ4つ(山火事、同僚の妻の出産、羊の毛刈り競争、競馬など)あることで形になっている。
最後とかあれでいいの?何わろてんねん状態。
腕っ節だけは強いが精神的にガキな男たち、それをやれやれと世話してやる気丈な女たちという安っぽい構図にも辟易とした。
大作っぽい顔してるけど凡作。
時代のせいとはいえ、オーストラリアが舞台なのに先住民族らしき人はワンカットしか登場しないし、実際に森を燃やしちゃってるっぽいシーンとか、こんな映画のために安く使われる「オーストラリア」が気の毒。
薄化粧のデボラ・カーが泣くシーンは綺麗だったのでまあ。後半からは羊とコアラとカンガルーが出てるシーンしか見てなかった。
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