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隣人X 疑惑の彼女のaimoのレビュー・感想・評価

隣人X 疑惑の彼女(2023年製作の映画)
4.5
「上野樹里」とても素敵な女性である。
この映画で、改めて彼女の魅力を知ることができた。

日本政府が受け入れた惑星難民Xの正体を、週刊誌記者がスクープのために暴こうとする。
惑星難民Xではないかと疑惑をかけられる女性を上野樹里が、正体を偽り彼女に近づく週刊誌記者を林遣都が、それぞれ好演している。脇を固める役者も良い。

地球で人間の姿をして暮らす異星人の映画というと、MIBを思い浮かべる。

鑑賞前、本作はSFスリラー(MIBはSFアクション・コメディーであるが)かなあと思っていたが、人間ドラマであった。もちろんSF的要素は含まれている。

本作の評を読むと、その好みは分かれるようであるが、私は良い映画だと思う。

特に人間の弱い部分が上手く描かれている。
夢や目標を持つのは素晴らしいことであるが、実現するには強い心と、少しばかりの才能が必要である。人を踏みにじって手に入れる夢は長続きしない。
葛藤に悩む週刊誌記者を林遣都が上手く演じている。

最後にもう一度、「上野樹里」は素敵である。
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