昔見たときは、たしか中学生くらいかなぁ。その時はちびるくらい怖くて、暗いとこは歩きたくなくなるわ、階段は登りたくないわ、シャンプー怖いわで相当なトラウマメーカーだった本作。
この年になって改めてみるとただのギャグにしかみえなくなったから恐ろしいものだ……。
この時代、Jホラーは非常に盛んで賑わっていた。というより一種の心霊ブームで大賑わいだったんです。まさにホラー好きには黄金時代。そのなかでうまれた本作も、他作に負けないようあの手この手で驚かせ方や、不気味さを研究しているのがよくわかる。
いまだに嫌なのがベッドのシーン。だって、おばけがでたら、布団にくるまるっていう、そんな当たり前をぶち壊してくれたわけで。
ただ冒頭でも述べたように、やはり古臭さを感じてしまって、いまとなってはあまり怖くない….…。変な映画ばっか身すぎて昔に比べて抗体ができたのかしら……
