どこのおっさんかと思ったらイ・ビョンホン。
かっこいいオーラが消し去られているのであまり頼りにできそうにない。調子に乗ってカラオケまで歌うし。
生き残るためのどろどろに耐えられる気がしないので大災害のときは即死したい派の私にとって辛いシーン多し。人の嫌なところが凝縮されてる感じで、見ててとてもダメージ食らう。
とくに嫁。
理想論をかざすんならあんたがどうにかしてくれ、と言いたくなる。
アパートの住民じゃなくても助けなきゃっていう癖にイ・ビョンホンについてはここの住人じゃないのに、っていうダブルスタンダード。
一番体張ってるのはイ・ビョンホンである事実には目を背けて。本当に「口だけ動かして解決したら楽だな」だわ。
劇場で観ようと思ってたけど見なくて正解だった。このフラストレーションを逃げ場のない映画館では見たくない。
結末もちっとも納得いかん。
マドンソクのマドンソク力が爆発する「バッドランド・ハンターズ」で見たのと同じアパートが出てくる。本作は地震直後で「バッドランド・ハンターズ」は大地震3年後という設定なのでだいぶ人種(種族という意味ではなく、人柄の種類)が入れ替わった感がある。
しかし「バッドランド・ハンターズ」でも思ったけど、全くよそからの救助がこないので世界規模の大災害なんだろうなあ。