ママを殺したシリアルキラーを阻止するためタイムトラベルで87年へ…ジョン・カーペンター＋ジョン・ヒューズ＋バック・トゥ・ザ・フューチャー！正にそのまんま！特別に良く出来た映画ではないけれど、ゴアもしっかりあってポップで楽しいブラムハウス案件だ。
現代から持ち込んだスマホがそれなりに機能する？とか、クライマックスの重力バトルは新しい。登場人物の今と昔ギャップ、当時は当たり前だった感覚をネタにしつつ、何より80S回顧ブームを別視点から批評風刺してるところがポイント。『BTTF』が作られた80年代後半は50Sノスタルジーだったけど、それから35年後には80Sがちょうど親の青春時代。でも今ではそう単純に美化できない。
若きママの絶妙に80年代学園クイーンらしいルックスがツボだった。過去のママに対して母親っぽく振舞うキーナン・シプカが若干老け顔の慌て顔で、現代より違和感なく溶け込んでたのも可笑しい。
