このレビューはネタバレを含みます
インテリ系クソ真面目経営者の男女が旅を通して恋仲になるお話。
こういう系あまり観ないからどうしても『恋人までの距離』と比べちゃうんだけど、やはり脚本力が弱く感じる。
序盤はメーガンとオールデン二人にそこまで魅力を感じなかったし会話もあまり面白味を感じなかったｗ
結婚目前の妹カップルの方がまだキャラが立ってたかな、ってくらい。
けど草の塊の上でお互いの今の気持ちを素直に打ち明けた辺りから、じわじわと良くなってきた感じ。
二人とも経営者という立場なので、学生時代から恋愛そっちのけだったんだろうなぁと。
不器用だし天邪鬼そのまま引き摺ってたしで、いい歳なのに何とも初々しいｗ
無事メーガン家に辿り着くことができた時の別れのぎこちなさがお気に入りなシーン。
後ろ髪を引かれる様子がうまく描かれてますね。
前半はちょっと普通すぎて退屈だったのが残念でしたけど、低予算ながらも中盤『優しい世界のミッドサマー』のような村のお祭りの雰囲気も衣装含めて良かったし、ゆるふわでそれなりに楽しめた1本でした。
ただ、電気の使用も禁止で言葉遣いも気を遣うほど当時の雰囲気を重視したお祭りであのBGMはどうかと思うｗ
普通に劇中で演奏隊が奏でてたようなCeltic Musicで良かったかとｗ
