イーオンとMGMが製作に関わっていない「サンダーボール作戦」の兄弟的作品。
製作の実権はコネリーが持っていたらしい。
「ダイヤモンドは永遠に」で歳を取り身体も丸くなったコネリーボンドにガッカリしたので本作を観る気はあまりなかったが、本家シリーズと共にアマゾンプライムに！
コネリー＝ボンドが007復帰する件から始まり、「ダイヤモンドは永遠に」よりも締まった顔つき・体つきで、本家に負けない豪華アクションシーンやロケーションで十分楽しめた。
「サンダーボール作戦」の兄弟的作品というだけでなく、「ゴールデンアイ」は明らかに本作を意識して作られたことがわかる。
オナトップは本作のファティマとかなり似たキャラクター。
ただし、ポロシャツ＋グレーのVネックニットを着たショーンコネリーは、ただのゴルフ好きおじさんな見た目だった。
2023/8/30
特典映像見るためにブルーレイ購入。
ガンバレルが権利的に使えなかったとしても、メロウなラブソングをアクションシーンに被せるなんてことせずに、アクションシーン→タイトル曲と別々にすれば良かったのでは。
4つの脚本を一つにしたというだけあって、無駄に忙しい展開ではある。
コネリーが鼻の下を伸ばした情けないオジサンに見えなくもないが、引退した007が復活するという設定だからしようがないか。
ファティマの出ていた中盤まではかなり面白かったが、後半〜ラストの水中シーンはまあまあ。
ドミノはインパクトに欠けるし、水中シーンはラストにしてはどうしても魅力に欠けた。
お馴染みのキャラクターが踏襲されていることに加え、若きローワンアトキンソンが登場するのも面白い。
