映画の版兼をめぐって裁判沙汰となり、イオン・プロとは別で「サンダーボール作戦」のリメイクとなった。ただファンとしてはもう一度ショーン・コネリーのボンドが見れるしいつもとは違ったスピンオフのようでとても楽しい。
「サンダーボール作戦」を見た直後なので基本プロットは同じながらもほぼ別物と言ってもいい。核ミサイルを盗み出す手口がより巧妙になっている。80年代ではまだ網膜認証やカード認証など一般的ではなかったかと思うが、時代を先取りしている感じだ。
ロケットベルトは、もっとコントロール性のいいXT-78ロケットに進化しており、様々な面で正常進化した「サンダーボール作戦」になっている。
日本人として嬉しいのが、ボンドカーに代わりYAMAHA XJ650ターボ。この作品の最大のアクションシーンである。ロケットエンジン装備で大ジャンプが可能。
他にも南部式拳銃をさり気なく持っていたり、コンピュータゲームでは日本を取り合う。
ただラストの船での格闘はやってほしかったな～。
