nori007

マッドマックス/サンダードームのnori007のレビュー・感想・評価

2.0
ついに明日「フィリオサ」のジャパンプレミア
というわけで過去作を再視聴。
しかもあえて駄作のサンダードームを。

前作のヒットでハリウッド資本を投入され予算は3倍に。ところがプロデューサーのバイロン・ケネディが事故で急死。舞台出身の演出家ジョージ・オグリビーがドラマ部分を監督し、ジョージ・ミラーはチェイスシーンだけを撮ることになった。

そうした経緯で作られた映画は、まるでインディーズのバンドがメジャーに行ったらダメになったなぁ~。のようなクソ駄作になってしまった。

終盤のチェイスシーンは、ようやくマッドマックス風にはなったが、汽車じゃだめなんだよなぁ。最後の飛行機もかわいいが、さして燃える展開なく終了。

能面ちゃんがかわいかったのが救いか。
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2015/05/09 00:07
マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の 映画)
2.0
昔に見て、超駄作だった印象で「入るのは二人、出るのは一人」とバカのひとつ覚えのような言葉だけを覚えていたので、ひょっとして大人の目線で見たら面白いのかも?と思ったのだが。。。。やっぱりびっくりするほどの駄作でしたな(笑)監督が1,2と同様のジョージ・ミラーだと言うのにだ!

マッド・マックスといえば、バイオレンスと物凄いカーチェイスが売りだと思うのだが、今作では冒険アドベンチャー的なテイストになっていてマックスとちびっ子たちのようなゆるい展開。シリーズ中もっとも金はかかっていそうで、有名ドコロのティナ・ターナーを起用していたり、セットやエキストラの数も前作からはスケールアップ。そして味のあるキャラクターも多数登場しているというのに、やはり大金が絡むとスポンサーの意向とかが働くんですかねぇ?一般大衆に媚びるような作りに変貌。ちびっ子の大量起用とコミカルな展開という、もうマッド・マックスでもなんでもねえだろの 映画に成り果ててしまってました。しかもマックスがほとんど活躍しないというのがストーリーとしてもおかしいだろというね。

しかし、終盤にはやっとこマッド・マックスっぽい展開になり、今回は線路の上を走るトラックが登場。それを追いかけてくるティナ・ターナー軍にはジェットエンジン搭載車などがいてそれなりのマシンは用意されているんだけど、ここでもコミカル展開で全く燃えない。マックスも活躍しない。一番意味不明なのがジャイロキャプテンが今回はレシプロエンジンのかなりイカした飛行機乗りかと思ったら。。。ジャイロキャプテンとは別人らしい。インターセプターも登場しないし、何がマッド・マックスかと。

「怒りのデスロード」は、この続きなんだろうか???今作は無かったことにしてもらいたいんだが。。。
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