パリオリンピックでブレイキンが正式種目として決定したのちに製作されたらしい作品。
主演のケルビン・クラーク、カラム・シンなど、俳優がブレイキンを練習したのではなく、実際のブレイカーが出演しているため、ダンスシーンは本物。一方で、物語は単純で、恋愛、家族などシンプルな設定で、ドラマティックではないため、映画としては、盛り上がらない。
世界のブレイカーが出演してる映像、として楽しむ作品か。日本からもトップチーム「BODYCARNIVAL」が世界選手権の対戦相手として、少しだけ登場する。
ダンスシーンの魅せ方として、ブレイキンとしては邪道かもしれませんが、大技のシーンでストップモーションにするとか、必殺技的な演出をする、という「演出」があった方が、素人としては、観やすかったかもしれない。
2024年9月14日@MOVIX京都